久々の昔のアルバイト仲間からのLINEに、
おぉ~と懐かしい気持ちになっていました。
大学卒業後、院浪人をしていた2年間、
ある飲食店でアルバイトをしていました。
オープニングスタッフで入ったこともあり、
会社としても新しい形態の店舗だったため、
本社の部長クラスまで研修に参加。
開店前から社員さんやアルバイト仲間と顔を合わせる機会が多く、
とても関係性のよい職場でした。
私は院浪人を辞めて就職したのを機に辞めましたが、
LINEでのつながりは続いていて、
お店が閉店するときにはオープニングメンバーで集まり、
予約して大勢で食べに行ったこともあります。
そのときには、なんと本社の部長さんまで駆けつけてくださったほど。
あれから20年。
お店はなくなっても、
当時大学生だった仲間を中心に今も交流が続いています。
私は少し年上でパートのおばさまたちと働くことも多かったので、
ちょっと隅っこにいる感じですが(笑)
今回のLINEも、
店舗の社員さん(料理人)だった人が、
店を開いているので、
出張で遠方から来た人と集まれるメンバーで食べにいってきた!
という報告LINEだったのですが。
ほっこりするひと時。
こうして人との繋がりが続いていることを幸せに思います。
子どもたち、特に小学生くらいだと、
人との繋がりは「学校」や「習い事」「近所」といった、
限られた範囲にとどまりがちです。
大人のように「自分に合わなければ別の環境に行く」という自由はまだ少なく、
だからこそ一つひとつの人間関係で悩みも深くなるのだろうな、と感じます。
私自身も、小学生のころから、
習い事や趣味の場など居場所は多い方だったと思いますが、
それでも「合わない」と思う関係の中で悩むことはありました。
今の私は、人間関係はすべて「一期一会」だと考えています。
出会えて親しくなれたらラッキー。
合わないな、嫌われているかも…と感じる相手がいても、それもまたご縁。
経験を重ねる中で「ずっと続けなくてもいい関係がある」と知ったからこそ、
距離をとることも自然にできるようになりました。
だからこそ、子どもたちの人間関係の悩みを聞くと、
「それはつらいよね」と受け止めつつも、
心のどこかで
「いつか奇跡のように出会える大切な仲間ができる日が来る」
と信じています。
今ある繋がりを大事にしながら、
必要なときは少し距離をとる。
その経験の積み重ねこそが、
人との関わりの中での財産なのだと思います。
ちーず