我が家では。
私(ママ)の考えとして、
双子さんに「勉強すること」「塾で学ぶこと」について、
繰り返し伝えていることがあります。
「ママが、〈きなこ〉さんと〈あんこ〉さんに、
勉強して欲しいなと思うのは、
中学受験して欲しい、わけでもなく。
高校受験でトップに行って欲しい、わけでもなく。
大学受験でトップに行って欲しい、わけでもなく。
ただ、将来、これをやるぞって決めた時に、
『選択できる』ようにいて欲しいから」
「今、めんどうくさいなーって、勉強をしなくてもいい。
でも、今、頑張っているお友だちもいるよね。
頑張っている子たちに、どんどん差をつけられて、
よし頑張るぞって思ったときには、
もう追い付けないぐらいになってしまっているかもしれない。
なりたいものになるために、テストがあることがある。
高校や大学は入るのにテストがあるんだよね。
ママも今の仕事をするのに、
勉強をするための学校に入る試験と、資格をとる試験を受けてるよ。
テストを合格するのに勉強が必要で、
でも、周りの子たちはコツコツやってきたのに、
二人がやってこなかったから、
合格したいと思ってから勉強をはじめても間に合わなくて、
合格できなかった、選べなかった…ということもあるかもしれない。
選べる立場でいたいなら、
ママは、今から勉強することをオススメするけど、
今はちょっと出来ないなぁと思うなら、それも仕方ない。
ママはいくらでもお手伝いする。
けれど、勉強をするしないを選ぶのは二人です。」
こんな内容を繰り返し伝えています。
関連する記事はこちら↓
自分がこの道に行きたいと思ったときに、
選択肢のある立場にたつ、というのは、
ママの経験からの想いです。
コツコツ積み上げておけば、そこからのダッシュがきくけれど、
何もないところからのダッシュは無謀すぎる…。
「選べるように」というのを、
とにかく、しつこいぐらいに、何かあると言っているので。
双子さんもいい加減に嫌になるかな…とも思うのですが。
でも、どこかで勉強の必要性を感じる一柱に、なればいいなって、
そんな思いで言い続けていて。
先日、学童で家庭学習をやってこないというのがあった時に、
双子さんに、
「やれない、やらないというなら、やらなくていいし、
ママは塾の範囲以外のプリントは用意しません。
漢字も自分たちでやってください。
勉強をするのはママじゃないので」
と伝えたところ。
〈あんこ〉さんが即答で「やります」と返事が。
「ママ用意してください。
〈あんこ〉はやります。
だって、やりたいこと見つかった時に、
選べるようにしておきたいから。
お友だちが先にいっちゃうのもやだもん」
どこまで実感をもって、
・選べるようにしておく
・お友だちが先にいっちゃう
というのを言葉にしているかはわかりませんが、
3年生でも、ぼんやりとでも、理解はしているんだろうなと感じる発言。
驚きました。
あぁ、繰り返し伝えると、
こういう風に頭に残るんだなって思った瞬間でした。
そして、この記事を書いてUPしようとしていた日に、
真島先生のこちらの記事↓
わかっているのに、やらない理由。
あぁ、そうか、だからか…と、腑に落ちすぎる。
特に学童で祝愛をやってこない〈きなこ〉さんのことを思い浮かべる。
だって、彼女は、新しいところへの抵抗感が強い。
だから毎度塾の新しい範囲がでてくるとママとぎゃんぎゃんやってる。
ぎゃんぎゃんとやってるけれど、その新規の負荷を乗り越えられて、
身に着けるからこそ、
学校ででてきたときには、もう負荷なんて感じてなくて。
今日の朝に記事にした「算数は問題ない」になるんだと思う。
そして、記事の中のことばを頭の中で繰り返す。
具体物で!
生活の会話の中で!
これを習得することが大事。
よくよく考えてみて。
これなんだな…。
うん、もう、本当に、これなんだな…。
ママの頭の中は、フル稼働は、
これからの「種まき」について……
具体物、生活の中での会話、どうやる?
いろんなジャンルを思い浮かべつつ、考えるのでした。
会話だけじゃなく、
図鑑見たり、地球儀見たり、地図見たり。
今、BGMで理科単元の歌を流しているけれど、
(またいつか書き残すつもりです)
それも気づけば楽しんで歌っていたりするから、
そういうのも我が家は「あり」かな。
さらには、実際に現地にいったり、遺跡とかなら見に行くとか。
あるいは、実験教室みたいなのもいってみる?
いやそれだと、ちょっと強制っぽいのかな。
もっと楽しい感じでいこうか。
興味あることと絡められたら覚えるよね。
具体性にはまだまだ乏しいのですが。
できることから、スタートして、
これもコツコツ育てだなって、
改めて考えるのでした
ちーず