《松江塾》の親向けの授業【親単科】の5/7の講義。
改めて考えた「コミュニケーション能力」。
そして、「家庭での会話」。
自分の頭の中を深掘りしておこうと思います。
5/7の講義の私の記事はこちら↓
コミュニケーション能力って?
「コミュニケーション能力」って、
人とのやりとりにおける力のことだなぁと思うんですが、
細かく分けると何があるんだろうなぁ?と考えてみました。
基本的な、言語的な「聞く力」「話す力」。
「聞く力」。
相手の話を聞く。
そして、その話に寄り添う、共感する。
「話す力」。
自分の考え、意見、気持ちといったことを、
ことばにして相手に伝える。
それから、実際に言語でのて「聞く」「話す」のではなく、
そういった言語的なもの以外の力。
非言語的な能力。
非言語的な表現にも、
「伝える」と「受け取る」という能力があり、
また、
視線、表情、身振り手振り、姿勢といった、視覚的なものと、
声色、声の抑揚、声の大きさといった、聴覚的なものと、
あるかなぁと感じます。
非言語的な中には、
人が持っている非言語的な能力ではなくて、
「状況を理解する能力」というのかな?
場にある非言語的なもの……
状況とか空気間とかを感じたり読んだりする力。
TPOにあわせるというのもだし、
周りの人が起こしていることを感じることもそうだし、
そういった状況を感じる力、判断する力も、
コミュニケーションには必要かな?と。
うーん。状況判断というより、状況理解の能力?
そして、
そういった、言語・非言語的なやりとりの力を土台とした持ったうえで、
人との関係を築き調整する能力があるのかなぁと感じています。
人と協力したり。
トラブルを避けたり。
仲良くなったり、仲直りしたり。
コミュニケーション能力って、こんな感じかな。
私自身には、これだけのコミュニケーション能力は、
正直「ある」とは全然言えないのですが、
でも、きっと家でできることはある!
ということで、家庭での会話で出来そうなこと。
我が家での家庭での会話。
たくさん会話をする
とにかく会話量を増やす。
いろんな話をして、話をする楽しみを味わい、
さらに、そんな中で、いろんな考えや感情を知れたらいいのかなぁと思う。
その会話の中で意識をすること。
・目を見て会話をする
・子どもたちの話を「最後まで聞く」
相槌をうちながら、途中で口を挟まず、最後まで聞く。
まずは受け止めることから。
・逆に子どもたちに「最後まで話を聞く」ように促す
人の話を遮らずに聞ききる体験。
・「対話」をする。質問の仕方の意識する
「どうだった?」ではなくて、
具体的な質問を促すような質問をすることを大切にする。
・感情を言葉で表すのを手助けする
「そうか!とっても楽しかったんだね」
「とっても悔しかったね」
と、表しきれない感情に名前を表す。
親がコミュニケーションの手本となる
夫婦の間でのやりとりを見せる
家庭の外でも、マンションで挨拶をする、お店での対応などを見せる
双子さんの間や姉弟でのやり取りを見守る
仲良くするのも、言い合いするのも、全部、やりとりのチャンス!
遊びとかを通して、ルールを話し合ったり、譲り合ったりすることで、
相手を考える機会にもなるかなと思っています。
読み聞かせ、読書、アニメや映画鑑賞を通して、
登場人物がどう感じたか?を話してみる
我が家は特にアニメを見るので。
どんなアニメだった~?な話から、
相手の気持ちを想像する練習になるかな?
具体的に考えてみると、
「よく言われていること」ばかりにはなってしまったかもしれませんが、
まだまだ私が出来そうなことはありそうです。
【親単科】のゲストさんの向こうに見える親の存在は、
すっごいコミュニケーション能力が高い方なのかな…と感じて。
私はコミュニケーション能力がないから…と、
諦めてしまいそうになるんですが。
いや、でも、外でやりとりをして、私自身も今があるんですよね。
それなら、決して、私自身は、
コミュニケーションモンスターではなかったとしても、
家庭での会話で意識してのやりとりをすることで、
子どもたちのコミュニケーションを育つ力にはなれるのかなと、
そんな風に感じた深掘りでした。
できることを、できることから!
ちーず