ちょっと懐かしい、高校時代の友だちのお話。
小学校2年生、そして、小学校5年生の時に、
いつも一緒に帰る仲良かったはずの子たちに、
急に無視をされ、一緒に帰らないということをされた経験から、
その後に仲良くしてくれる友だちがいても、
「それでも、いつか友だちじゃないって言われるかも」、
と思ってしまうことが続いていた私。
私を変えてくれたのは、高校の友だち、です。
ちなみに、小学校2年と5年の時のことを思いだしたのは、
子どもたちの遠足の時がきっかけでした↓
高校1年の時、仲の良い友達と、
クラス替えで別れてしまう前に、
春休みに「ディズニーランドに行こう!」という話がでました。
確か1月の末ぐらいだったかな。
最初は7人ぐらいだった記憶があるのですが、
高校生だけディズニーに行くこと事態が親がダメといってむずかしかったり、
家族旅行とか部活動で日程調整がむずかしかったりして、
最終的に私含めて3人で行くことになるのですが。
私、その途中の家庭、輪の中で話しながらも、
「私もそこに参加する」という意識が全くなかったんです。
「楽しそうな話をしているけれど、
ちーずも行こうって直接言われたわけじゃないし、
もしかしたら、私はここに参加する頭数には入ってないのかもしれないから、
一応、親には確認をして、でも、例え私が球数に入ってなくても、
まぁ、そこは、そういうことで」
多分、意識せずにこんな感じに考えていて、
だから、話し合いの場ではいつもそばにいてニコニコ聞きつつも無言で。
でも、そんな私の態度、よく見ていたんですね、友だち。
話し合いの過程でずばっといってくれたのです。
「ねぇ、ちーず。
今回のディズニーのこと、他人ごとになってない?どうしたの?」
他人ごとになってない?
のフレーズにはっとしたのを覚えています。
はじめて、友だちと距離をとろうとしている自分に、
気づかせてもらった瞬間でした。
そしてこのことばに、じつは泣いてしまって。
お友だちを慌てさせたことも覚えています。
過去の自分の話をし、
また友人たちもそのことをしっかり聞いてくれる人たちで。
話せたことが本当にありがたく。
そして「私もそこに参加できると思えていなかった」ことを謝罪。
友だちには「一緒に行かない人にこんな話しないよ~」って、
笑いながら話してくれ、
「ちーずもしっかり輪の中にいるからね!」と。
ことばと行動で教えてくれたのでした。
この高校1年生の時の友だちのおかげで、
「私は輪の中にいても、いつか友だちじゃないって追い出されるかも」という
呪縛ともいえる感覚から解放されたのでした。
そして、そこから。
随分と気持ちが強くなったなぁとも思います。
今はもう疎遠になってしまっている、
この時の友だちなのですが。
今でも感謝の気持ちは持ち続けています。
そう。
こんな風に変わっていくこともあるから、
親の不安を押し付けるのではなくて、
子どもたちによりそって見守ることが大事だなとも思うのでした。
ちーず