
昨晩、美容院の話を書いたあと、
ふっと「出会いの奇跡」を思い出しました。
私は社会人になって最初に住んだ町で、
あれこれ試してお気に入りの美容院を見つけました。
担当してくれたのは男性の美容師さん。
おしゃべりしすぎず、でも話すととても気が合って、
髪を切ってもらうだけではなく、
「その人と話す時間」も楽しみだったのです。
ところが、2年半ほどお世話になった頃、
私が転職と引っ越しで「今日が最後」という日が訪れました。
そのあたりの時期は少しバタバタして期間が空いてしまい、
当日になって久しぶりに伺ったのですが、
カットの終盤で「じつは今日で最後で…」と
引っ越しのことをお伝えしました。
すると、お兄さんが驚いた顔をして、
「じつは僕も、同じ話をしようとしていました」
と言うのです。
なんと、お兄さんも数日後にお店を辞めて、
地元へ帰る予定だったとのこと。
「挨拶できないかも…」と思っていたところに、
たまたま私がギリギリ予約を入れたのだそうで…。
二人で「お互いに…!」と驚きつつ、
今後の話もしたりして、なんだか不思議な気持ちでした。
その後、引っ越し先で美容院を探していると、
なんと同じチェーン店を発見。
迷わず飛び込み、顧客情報で照会していただくと、
今度は女性の美容師さんが担当してくれました。
ちょっと髪型を変えてみたくて、
以前の情報をもとに色々提案してくれて、ワクワクしていたのですが。
ふと、そのお姉さんからこんな言葉が。
「前のお店の〇〇さん、覚えていらっしゃいますか?」
〇〇というのは、あの男性美容師さんの名前。
「はい!とてもお世話になりました」
と答えると、お姉さんはにっこりして、
「彼、じつは同期なんです」
……えぇ!?同期!?
入職当初から一緒に研修したりして、
今も同期で集まったりする仲なんだそうです。
大型チェーン店とはいえ、店員さんもたくさんいるのに、
まさかのつながりにびっくり。
そこからはお兄さんの話で盛り上がり、
お姉さんともすっかり仲良くなりました。
その後、約2年の間にお姉さんはとんとん拍子で昇格。
いつも素敵な髪型を提案してくれて、
本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。
そして私がまた引っ越す頃、
なんとその店舗が閉店し、隣駅の超大型店舗へ統合されることに。
寂しさを抱えつつも「どうしても挨拶したい!」と、
その大型店舗へ予約を入れて伺ったのですが。
受付には、前の店舗の受付のお姉さんが!
(しかも覚えていてくださっていた…!)
美容師のお姉さんはもちろん、
以前の店舗でシャンプーやドライをしてくれて仲良くなったお兄さんもいて、
しかもこの日は特別にサポートについてくれていました。
「昇格して、今はカットもしてるんですよ!」
と嬉しそうに報告してくれたりして、胸がいっぱいに。
※どうやら私が来ると聞いて、
前の店舗メンバーで対応してくださったらしく…。
なんてありがたい話なんだろうと、
今でも思い出しては胸があつくなります。
すべては、最初にあの美容師のお兄さんに出会ったところから始まった物語。
奇跡は突然起こるというより、気づいたらすぐ隣にあって、
「ある」と気づけるかどうかなんだなぁ…と、いつも思い返しています。
ちーず